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 住宅の単価計算の指標として「坪単価」があります。
 私たちの積水ハウスのマイホームの坪単価を様々なパターンで算出してみましょう。

ダインさんダインさん

積水ハウスのイメージってどんな感じ?


シーカスくんシーカスくん

いい感じの家だけど、高いイメージですかね。


ダインさんダインさん

よく言われるイメージだね。


シーカスくんシーカスくん

でも、本当にそんな感じしますけど。


ダインさんダインさん

なんでそんなイメージなんだろうね。


シーカスくんシーカスくん

テレビのゴールデンタイムにCMいっぱい流れているし。家はきれいだし。頑丈な感じだし。


ダインさんダインさん

きれいな家で頑丈だったら、高いお金を出す価値があるんじゃないの?


シーカスくんシーカスくん

・・・そうかもしれないですけど、高いより安い方がいいですよ。


ダインさんダインさん

そうだね。では、積水ハウスのマイホームの坪単価を計算してみよう。

ダインさんとシーカスくんくんの話は、とりとめのない話になってしまいましたが、このページでは私たちの積水ハウスのマイホームの坪単価をいくつかのパターンで算出してみます。
 その金額分の価値を見出せるかについては、このサイトの他のページにゆだねることにします。
このページの各費用は私たちのマイホームでの金額(2006年)のものになります。

工事費の内訳と床面積に含まれる箇所

 

坪単価を様々なパターンで計算するにあたって、最初に私たちのマイホーム(建物)にかかった費用の一覧を示します。

私たちの積水ハウスのマイホームの費用一覧

建物関係予算 内訳 費用
建物本体工事 ¥27,154,286
仮設工事費 本体に含む
設計費・コーディネート費用 本体に含む
次世代省エネIII地域仕様断熱材 本体に含む
全窓断熱サッシ+遮熱断熱ペアガラス 本体に含む
換気システム 本体に含む
オプション工事 本体に含む
建物本体工事に含まれない費用
屋外給排水工事 ¥900,000
エコキュート費用(給湯器工事含み一律) ¥747,900
地盤補強工事 ¥592,200
冷暖房工事予算 ¥353,300
建築確認申請費 ¥100,000
住宅性能表示申請費 ¥89,523
照明工事予算 ¥249,980
カーテン工事予算 ¥243,000
建物合計 ¥30,430,189
上記に含まれないもの
家具費用 ¥115,000
NTT工事 ¥54,000
アンテナ工事 ¥52,710
引越し費用 ¥54,000
地鎮祭 ¥30,000
合計 ¥266,710
値引き
新商品値引き ¥-1,250,000
工場・還元値引き ¥-1,124,000
合計 ¥-2,374,000
建物改 合計 ¥28,322,899

 上記の一覧表は、積水ハウスの見積書に示されている項目を基本として分けました。

  1. 建物本体工事
  2. 建物本体工事に含まれない建物に関する費用
    (積水ハウスの見積書にリストとして載っている項目)
  3. それ以外の費用
  4. 値引き

 に分けました。
1.から徐々に2、3、4を含めた金額を「工事費」として、坪単価を計算していきます。

床面積に使用する箇所

 床面積は法的に定義されている箇所を「床面積」とします。
ウチの場合ですと下図の水色の箇所で床面積は、 38.02坪 で計算します。

床面積の図

坪単価を計算

 

 それではそれぞれの条件ごとに坪単価を計算してみましょう。

本体工事費による坪単価

 最初に、積水ハウスが示している本体工事費を「工事費」として坪単価を計算してみましょう。
計算式は以下になります。

坪単価=本体工事費 / 床面積

 この条件での坪単価は

 71万4,211円

 になります。
この坪単価は、積水ハウスの坪単価として一般的に言われている50~80万円に入っている金額ですから、妥当な金額かと思います。

本体工事費+建物に関する費用による坪単価

 次に、本体工事費には含まれませんが建物を建てる際に必要となる工事も含めた費用を「工事費」として、坪単価を計算してみましょう。
計算式は以下になります。

坪単価=(本体工事費+建物に関する費用) / 床面積

 この条件での坪単価は

 80万0,373円

 になります。
「建物に関する費用」は給排水工事や地盤補強工事など、「建物の工事」でなく積水ハウスが専門業者に委託する工事であったりするので、積水ハウス側からすると坪単価に含めたくない内容ではあります。
しかし、施主側からするといずれも建物を建てる際に必要な工事内容ですので、これらを含めた費用を「工事費」とする方が 妥当ではないかと感じます。

本体工事費+建物に関する費用+上記に含まれないものによる坪単価

 次に、建物に関する費用には含まれませんが施主が新居で生活していくにあたって必要となる費用を含めて「工事費」として、坪単価を計算してみましょう。
計算式は以下になります。

坪単価=(本体工事費+建物に関する費用+上記に含まれないもの) / 床面積

 この条件での坪単価は

 80万7,388円

 になります。
計算に使用した「工事費」は家具費用や引越し費用を含めているので、積水ハウス側からすると「これは工事費に含まれないでしょ。」という声があがりそうですが、施主側からすると

「マイホームにかかった費用」 / 「床面積」

という解釈も一理ありますので、この計算方法でも算出してみました。
坪単価としては80万を超えており、他のハウスメーカーと比較すると高額であることは否めない坪単価になっています。

値引きを含めた坪単価

 最後に、値引きを含めた合計金額を「工事費」として坪単価を計算してみましょう。
計算式は以下になります。

坪単価=(本体工事費+建物に関する費用+上記に含まれないもの+値引き) / 床面積

 この条件での坪単価は

 74万4,947円

 になります。
2-3.と比較して、6万以上下がっており坪単価の数字としても、大手ハウスメーカーにもかかわらずこの坪単価ならお手頃な価格なのかな、と感じなくはない(?)のでしょうか。

※私たちは積水ハウスが所有している土地でマイホームを建てているので、その土地に関連した値引きも発生していると考えますので、一様に私たちと同程度の値引きが必ずしも行われるわけではないことはご理解下さい。

坪単価と「その先にあるもの」による比較

 

 2.で様々な条件で坪単価の計算を行ってみました。様々な条件で高い坪単価になったり単価が下がったりしていますが、これは条件が異なるためにそのようになっているので、各条件での比較はあまり意味がありません。

 坪単価は異なるハウスメーカーの価格を比較するために用いる指標です。なので、同じ条件で各ハウスメーカーの坪単価を比較することに意味があります。
同じ条件とは、「工事費に含まれる項目を合わせること」です。

 坪単価を比較することは素晴らしいことです。なぜならば、各ハウスメーカーに条件を確認する必要があり、それによって多くの情報を得ることが出来るからです。

 しかし厳密にいえば、各ハウスメーカーを同じ条件で比較することは出来ません。
理由は各ハウスメーカーは工法が異なり、住宅設備の性能が同じではないからです。
なので「坪単価」という数字と各ハウスメーカーの性能の比較を慎重に行い、ハウスメーカーの選定を行うことが重要になります。
積水ハウスの各商品についてと坪単価については、下記のページにまとめてみました。
こちらも合わせてご覧ください。

あなたにとって満足できるマイホームを手に入れる方法とは?


20230930住宅の画像01

 マイホームを建てる機会は一生に一度と言われています。

ただ、マイホームを建てて実際に住んでみると様々なところで後悔することがあります。


  • もっといろいろなハウスメーカーを調べてから、建てたほうがよかった
  • マイホームを建てるのに時間がなくて、細かい点まで十分な検討が出来なかった
  • 間取りをじっくり考えて、将来的にも使いやすいマイホームにすべきだった
  • 土地から探しており、土地と建物の両方を検討していて充分な検討が出来なかった

ダインさんダインさん

情報を集めるのに多くの時間がかかってしまい、充分に検討する時間がなくなってしまいますね。



 納得のいく家は三度建てないと出来ないと言われていますので、完璧な家を建てることは難しいかもしれません。

でもその後悔を出来るだけ少なく、理想のマイホーム建てる方法を知っていますか?

それには、

  • ハウスメーカーを訪問して理想の間取りを検討する
  • ハウスメーカーに希望の間取りと設備でプラン、見積りを提案してもらう
  • ハウスメーカーと交渉を行い、理想のマイホームのプラン・見積りを得て、契約する

 上記のことを、複数のハウスメーカーで進めていく必要があります・・・

シーカスくんシーカスくん

理想のマイホームって大変ですね・・・

 

複数のハウスメーカーから簡単にプランと見積りをもらう方法とは?


20231001住宅のモデルと図面と電卓の画像01

 複数のハウスメーカーから希望の間取りでプランと見積りもらうことは分かりましたが、そのために毎週末にモデルハウスを訪れて各ハウスメーカーと交渉をしていたら、時間がいくらあっても足りません。

私たちはかつて、カタログや間取りプランを住宅会社を1社ずつ回って集めていましたが、現在はインターネットでまとめて集めることが出来ます。

それがタウンライフ家づくりのサイトになります。


20230930タウンライフのトップページの画面01

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 このサイトではマイホームの希望の間取りや土地の情報を入力して、問い合わせをするハウスメーカーを選択することで、そのハウスメーカーから希望の間取りプランやカタログを送付してもらうことが出来ます。

週末にモデルハウスをはしごして訪れることなく簡単に多くの情報を得ることが出来ます。

得られるハウスメーカーの資料や間取りプランをじっくり検討して、そこからさらにより細かい箇所を考えていくことが出来ます。

具体的にマイホームの検討を始めている方はもちろんのこと、マイホームはまだ先でどんな感じか知りたい方にとっても検討するためのたたき台としてとても有効だと思います。


ダインさんダインさん

簡単に複数のハウスメーカーの資料を集められるのは得策ですね。



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タウンライフの入力の方法はどのような感じかというと・・・

 

20231001タウンライフの質問ページの画像01

 このサイトで入力する主な内容としては、

入力する主な内容
  • 階数や間取り、家のこだわりなど選択
  • 建設予定地の有無や土地のサイズ、建てたいエリアなどを選択
  • 間取りプラン、ハウスメーカーのカタログの送付先情報を入力
  • 希望するハウスメーカーの間取りプラン、カタログを選択

 私も見積もり・間取りプラン作成スタートから入力してみましたが、選択式で進んでいくのでとても簡単でした(下記は、「家のこだわり」の選択肢の画面です)。

20230930タウンライフの選択の画面の画像01

 ご希望の間取りプランを具体的に入力する箇所もあるので、そこに例えば日が射して、中庭を眺められるバスルームが欲しいなどの要望を書いておくと、考慮された間取りプランをもらうことが出来ます。

入力は簡単3分で無料オンラインで複数のハウスメーカーへの一括見積りが可能です。お仕事や家事、子育てに忙しい方々でも自宅で簡単に申込みが出来ます。

 モデルハウスや完成見学会を訪れる前に事前に複数のハウスメーカーの情報収集を十分に行っておいてから、ハウスメーカーとの商談に臨みましょう。



シーカスくんシーカスくん

しっかり準備してからハウスメーカーに行けますね。



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タウンライフから得られる資料はどのようなものでしょうか?

 タウンライフへ資料請求を申し込みすることで、届く資料は以下になります。

タウンライフから届く資料
  • 希望の間取りプラン
  • 資金計画資料
  • 希望の間取りを考慮した土地情報
  • ハウスメーカーのカタログ資料

 例えば、間取りについては以下のような提案資料がもらえます。


20231001タウンライフの間取りの例の画像01

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 ハウスメーカーのカタログは、希望の間取りや土地情報、建てたいエリアにより施工が可能なハウスメーカーがリストアップされ、希望するハウスメーカーにチェックをすることでカタログの請求が可能です。

また、まとめて請求を行うことも可能です。

 

20231001タウンライフのハウスメーカー選択のページの画像01

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タウンライフとはどのような会社でしょうか?


20231001タウンライフのトップページの画面02

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 住まい情報と言えば、SUUMOやat home(アットホーム)、ホームズが有名かと思います。

 「タウンライフ家づくり」はタウンライフ株式会社が運営しており、不動産関連の複数サイトを10年以上運営している会社です。

タウンライフのサービスは累計30万人以上が利用している、人気のある無料でカタログ情報を請求できる住宅サイトです。


20231001タウンライフのサイトの受賞の画像01

 住宅関係のサイト利用者アンケートにおいても注文住宅部門において3冠を達成しています。

 



 またタウンライフは全国960社以上、大手ハウスメーカー35社以上と提携しており、入力された情報から、間取りプランを提案出来るハウスメーカーを検索して選択することが出来ます。


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 マイホームは高額な買い物で、先に資料請求すればどのような準備が必要であるとか、間取りについても様々なアイデアを先に考えておくことが出来て、本格的にマイホームを考えるときに役に立ちます。

まだ先と思っていても、カタログを眺めて将来のマイホームを考えるのも楽しいものです。


20231001タウンライフの成功する家づくりの画像01

 今ですと、申込者全員に「成功する家づくり7つの法則」がプレゼントされます。

マイホームを考える一歩目にタウンライフ家づくりは役立ちます。


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積水ハウスのマイホームの坪単価を算出する のまとめ
  1. 坪単価の計算にあたって、工事費は本体工事費、建物に関する費用、それ以外の費用、値引きの各項目を考慮して計算を実施しました
  2. 各項目を加算して、坪単価を算出しました。 各金額には、ハウスメーカー側が提示する坪単価、施主側が意識する坪単価、それぞれの数字があります
  3. 坪単価は異なるハウスメーカーの価格を比較するための指標で、この比較を行うためには各ハウスメーカーへの情報収集が必要になります。 完全に同じ条件で比較することは出来ず最終的には工法や性能を含めた、比較検討が必要になります