「充実した収納スペース」を重要視して、提案されたプランから設計打合せにより収納スペースを追加・修正しました。
最終的に決定したマイホームの収納スペースについてご紹介します。
このページでは2階の書斎、2つの子供部屋、洗面スペースの収納スペースについてご紹介します。
結論を先に言ってしまうと、
- 書斎・子供部屋のそれぞれに同程度の収納スペースを確保しました。
- 洗面スペースは広い収納スペースは確保出来ませんでしたので、書斎や1階のサニタリースペースから必要なモノを持ってくるようにしました。
ということで、それぞれの部屋で必要とするモノの収納量を確保したことでシンプルな動線を確保することが出来ました。
2階のプライベート空間にそれぞれの収納スペースを確保しました
2階の間取りを下図に示します。青色で示された箇所が収納スペースを有する箇所です。
このページでは緑の点線で囲った各部屋の収納についてご紹介します。
各部屋の特徴も含めて、順番にご紹介します。
SOHO
SOHOは“Small Office-Home Office の略で、自宅で働く職場形態を形成するスペースのことです。
この部屋は「一つの事務所」という様相になるので広い収納スペースを設けました。
①SOHO収納 ワイズ
SOHOは西側に広く窓をとったので、反対の壁側に収納スペースとして積水ハウスの据付け収納ワイズを配置しました。建具は両側に折れ戸で開きます。
収納スペースの大きさは高さ250cm(床から天井まで)、幅180cm、奥行40cmです。
内部は上に50cmの横長の空間があって、下部の200cmは右に幅80cm、左に幅100cmの空間があります。
右側の収納スペースは、3つの可動棚があります。棚の位置は下から、60cm、105cm、150cmの高さにしました。
左側の収納スペースも可動棚を設置出来るようになっていますが、掃除機やティッシュペーパーの買い置きを保管しているので、可動棚を設けずに広く使っています。
「書斎」として使う予定でしたが子供部屋のひとつを書斎として使っているので、この部屋の収納はトイレットペーパーなどの生活用品のストックを収納するスペースとして利用しています。
Childroom-West
西側の子供部屋は南面にバルコニー西面に窓を配置したので、北側の建具の隣を収納空間としました。
②に積水ハウスの備え付けの収納内部セット(ワイズ)を、収納スペースとして設けてもらいました。
② 子供部屋(西側)収納 ワイズ
子供部屋はその部屋の子供が使用する衣類を収納するスペースを確保するために、積水ハウスオリジナルの洋室収納 ワイズを設置しました。
子供部屋のために、洋服タンスを用意する必要もありませんし、天井から床までの広さで収納スペースを確保出来るので空間を有効活用することが出来、掃除の際にホコリが溜まるということもありません。
洋室収納 ワイズは用途に合わせて、様々な組合せを選択することが出来ます。
子供部屋の収納については、ベーシックタイプを選びました。扉は両側 固定折戸で、内部収納のバリエーションとしては、ハンガーパイプと可動棚の組合せにしました。
収納スペースの大きさは高さ250cm(床から天井まで)、幅180cm、奥行40cmです。内部は上に50cmの横長の空間があって、下部の200cmは右に幅80cm、左に幅100cmの空間があります。
右側の収納スペースはハンガーパイプと1つの可動棚があります。可動棚の位置は下から60cmの高さに設置して、下にコロ付きの収納ケースを置いています。上のハンガーパイプには上着などを収納しています。
左側の収納スペースはハンガーパイプのみで、コートなどの背の高い衣類も収納出来るようにしてあります。
Childroom-Center
中央の子供部屋の収納は西側の子供部屋と同じく、北側の建具の隣に配置しました。
主寝室と中央の子供部屋は、竣工時は壁がない状態にしました。これにより収納スペースを中心として、「ホール、子供部屋(中央)-主寝室」と回遊出来る造りになっています。
子供部屋(中央)の収納は、子供部屋(西側)と同じく積水ハウスの備え付けの収納内部セット(ワイズ)を、設けてもらいました。
③ 子供部屋(中央)収納 ワイズ
子供部屋(中央)の収納についても、子供部屋(西側)と同じ 積水ハウスオリジナルの洋室収納 ワイズを設置しました。
この部屋を使う子供の衣類を収納します。タイプも同じでベーシックタイプです。扉、内部収納のバリエーションも同じで、
扉:両側 固定折戸
バリエーション:ハンガーパイプと可動棚の組合せ
収納スペースの大きさも同じで高さ250cm(床から天井まで)、幅180cm、奥行40cmです。内部の構造も同じで、上に50cmの横長の空間があって、下部の200cmは右に幅80cm、左に幅100cmの空間があります。
右側の収納スペースは、ハンガーパイプと1つの可動棚があります。可動棚の位置は下から、60cmの高さに設置して、下にコロ付きの収納ケースを置いています。
上のハンガーパイプには上着などを収納しています。左側の収納スペースは空間のみで、内部に市販の収納棚を積み上げて衣類を収納しています。
Lavatory
2階のトイレは狭いため、1階のように後ろに収納スペースはありません。
(上の空いている空間に突っ張り棒で収納スペースを作っていますが、今回はご紹介しません)
洗面カウンターには、埋込収納と収納スペースがあります。
④ 洗面カウンター LDYII
2階の洗面カウンターはトイレの手洗いと就寝前の歯磨き、2階での簡単な洗浄作業を目的として、コンパクトな洗面カウンターとして積水ハウスの洗面カウンターLDYIIを配置しました。
この洗面カウンターには、洗面用具を収納する埋込収納棚と洗面カウンター下に収納スペースがあります。
埋込収納は、高さ90cm、幅30cm、奥行10cmです。内部は4か所に分かれていて、下の2段が高さ23cmあり、歯ブラシやコップを入れられます。
上の2段は高さが16cmあり、ヘアブラシやクリームなどを入れられます。下の1段目と2段目の間にコンセントがあり、ドライヤーなどを使うことが出来ます。
洗面カウンター下の収納は、観音開きの扉を開けると、高さ48cm、幅85cm、奥行40cmの収納スペースがあります。排水管が通っていますが十分な広さがあり、私たちは洗剤や雑巾やバケツなどを収納しています。
収納スペースの広さと活用方法
収納スペースの広さ
このページでは1階の4箇所の部屋(リビング、収納庫、キッチン、ダイニング)にある収納スペースについてご紹介しました。
各箇所の収納スペースの広さについてまとめると以下になります。
階 | 部屋名 | 収納箇所 | 広さ | 体積 |
---|---|---|---|---|
2F | 書斎 | 洋室棚収納 ワイズ | 高さ250cm 幅180cm 奥行40cm | 1.80m3 |
子供部屋(西側) | 洋室棚収納 ワイズ | 高さ250cm 幅180cm 奥行40cm | 1.80m3 | |
子供部屋(中央) | 洋室棚収納 ワイズ | 高さ250cm 幅180cm 奥行40cm | 1.80m3 | |
洗面所 | 洗面カウンター 埋込収納 | 高さ90cm 幅30cm 奥行10cm | 0.03m3 | |
洗面カウンター カウンター下収納 | 高さ48cm 幅85cm 奥行40cm | 0.16m3 | ||
収納スペースの合計 | 5.59m3 | |||
各部屋の広さ | 78.8m3 |
このページでご紹介した部屋について割合を計算すると、約7%が収納スペースとして充てられています。
2階は書斎や子供部屋といったプライベート空間で、完成状態から既に多くの収納スペースを確保することが出来ました。
各部屋には空いているスペースがあり、それらには本棚や簡易収納を置く余地もあり、収納スペースとして適切に配置出来たと考えます。
各部屋の収納スペースの活用方法
それぞれの収納スペースの使い方としては、以下のように考えています。
階 | 部屋名 | 収納箇所 | 利用法 |
---|---|---|---|
1F | 書斎 | 洋室棚収納 ワイズ | ティッシュペーパーなどの買置き、掃除機置き場 |
子供部屋(西側) | 洋室棚収納 ワイズ | 部屋使用者の衣類全般 | |
子供部屋(中央) | 洋室棚収納 ワイズ | 部屋使用者の衣類全般 | |
洗面所 | 洗面カウンター 埋込収納 | 歯磨き用具、洗顔用具など | |
洗面カウンター カウンター下収納 | 洗剤の買置き、清掃用具など |
子供部屋の洋室収納は、その部屋を使う人の衣類のほとんどを入れるようにしました。
洗面所の洗面カウンター回りは、洗面所で使う洗面用具と水を入れるバケツや水を濡らして使う雑巾など清掃用具を収めるようにしました。
書斎は、現在は書斎として使用していないので、買置きの収納や掃除機を収納しています。
1階と同様に、その部屋で使用するモノを部屋の収納棚に収めるようにしました。また、1階で使用するモノの買置きも収納するようにしました。
間取りを考える材料として間取りプランを集める
こちらのページで紹介している間取りの検討は、これまでにもらった様々な間取りプランやカタログを見直したりして進めています。いろいろな情報を得ていたことがとても役立ったと思います。
私たちはカタログや間取りプランを住宅会社を1社ずつ回って集めていましたが、現在はネットでまとめて集めることが出来ます。
それがタウンライフ家づくりのサイトになります。
間取りプラン検討のたたき台として
このサイトでは希望の間取り情報を入力して、プランを作ってほしい住宅会社を選択することで、その住宅会社から希望の間取りプランや住宅会社のカタログを送付してもらうことが出来ます。
週末にマイホームセンターのモデルハウスを訪れることなく、簡単に多くの情報を得ることが出来ます。
得られる間取りプランから気に入った間取りプランを見つけることが出来て、そこからさらにより細かい箇所を考えていくことが出来ます。
まずは間取りプラン検討のたたき台として、とても有効だと思います。
間取りプランを取得するための入力する内容は
このサイトで入力する主な内容としては、
- 検討中の地域と建てたい家のサイズを選択
- 間取りプランの送付先情報を入力
- 間取りプランを作ってほしい住宅会社を選択
私も「見積もり・間取りプラン作成スタート」から入力してみましたが、選択式で進んでいくのでとても簡単でした。
ご希望の間取りプランを具体的に入力する箇所もあるので、そこに例えば日が射して、中庭を眺められるバスルームが欲しいなどの要望を書いておくと、考慮された間取りプランをもらうことが出来ると思います。
でも、詳細なところまでは詰め切れないと思いますので、細かいところは、そのあとじっくり考えていく必要はあると思います。
間取りを考えるうえでいろいろなプランがあるという情報を得る、ということでとても有効な手段だと思います。
- 書斎、子供部屋(西側)、子供部屋(中央)、洗面所の収納スペースの広さは5.6m3で、部屋の広さの7%程度であった。
- 2つの子供部屋にはそれぞれの部屋を使う人の衣類を収納出来るスペースを確保することが出来ました。
洗面所には洗面用具と掃除用具を収納し、書斎は空きスペースになっているのでティッシュペーパーなどの在庫や掃除機を収納しています