住宅会社のカタログを手に入れて、マイホームのイメージは湧いてきましたか?
ところで家づくりを依頼する住宅会社にはどのような特徴があるのでしょうか。

家づくりを依頼する住宅会社の特徴とは?

 家づくりを依頼する主な住宅会社は、工務店、設計事務所、ハウスメーカーに分けることが出来ます。それぞれの特徴は以下のようになります。

工務店

 現在では工務店にも様々なタイプがあります。

  1. その地域で代々家づくりをしていて、社長が棟梁で営業・設計・工事監理の全ての責任者として、家づくりをしていくタイプ。
  2. 数十人規模で社内に設計士や建築施工管理技士がおり、独自のデザインを提案・施工するタイプ。
  3. 外部の設計事務所の依頼を受けて施工のみを行うタイプ。
  4. ハウスメーカーの下請けやフランチャイズ業務を中心に請け負うタイプ。

 一般的には『1.』がいわゆる「工務店」といえます。デザインはオーソドックスで、新しい、流行のデザインはやや苦手です。設計から施工まで社長が対応するので意思疎通は図りやすいです。
工事の質は高いです。工期の管理はあまり得意ではないことが多く、工期が延びることもあります。営業経費などの諸経費は少ないので、コストは比較的低く抑えられます。
地域に店があるので連絡は取りやすいです。アフターサービスの対応は、まちまちです。

20210416建築中の住宅の写真01

設計事務所

  土地の状況や施主の要求をくみ取ってデザインされた住宅を設計してくれます。斬新なデザインを提案してくれるが、日常生活には不向きなこともあります。
実際の施工は工事業者によって行われ、設計者として工事監理をします。設計要求の高い工事の場合、工期が延びる可能性があります。
設計・工事管理費として総工事費の10%程度が必要になります。設計者の部材のこだわりなどからやや高くなる傾向があります。  設計と施工の業者が異なるのでアフターサービスの連絡が取りにくいことがあります。

20210417家のモデルと設計図の写真01

ハウスメーカー

 自社に営業・設計・工事施工の担当者がいて、ハウスメーカーのみで全てを対応してくれます。様々なデザインがあるが、多くの人(家族)に受け入れられるものが多く斬新なものは少ないです。細かい要求には対応出来ないことが多いです。
基本プランや規格住宅などある程度決まったプランがあり、オプションとして設備や建材を選択することでバリエーションの幅を広げています。各専門の担当者がいるのでコミュニケーションはとりやすいです。
現場管理者により工事監理がされます。工事監理はマニュアル化されておりほぼ予定通りに工事は進みます。
設計・工事の直接的費用以外に営業・広告宣伝費も含めての総価格になるのでコストは高いです。アフターサービス担当者がいるので体制はしっかりしています。

20210417住宅の写真01

どのような業者を選ぶか

 上に示したように工務店、設計事務所、ハウスメーカーともそれぞれ一長一短があります。
棟梁とじっくり時間をかけて、施工中も相談しながら家づくりをするなら工務店を選ぶべきです。
建築家とこだわったデザインの家づくりをするのなら設計事務所が良いでしょう。
工事監理がしっかりされて、工期通りに家を建てたいのならハウスメーカーということになります。
デザイン、設備、施工方法などマイホームに望むこと、完成後のアフターサービスのこと、家族の今後の生活を考えての工期予定など、様々なことを検討してお願いする業者を選択する必要があります。

20210417様々な住宅業者と悩む施主の図01

私たちに合った「家づくりのパートナー」を選ぶポイントは何か?のまとめ
  1. 家づくりを依頼する主な住宅会社には、工務店、設計事務所、ハウスメーカーがある
  2. それぞれに特徴があり、棟梁と相談しながらの家づくりは工務店、こだわったデザインを求めるのなら設計事務所、工事監理がされた住宅はハウスメーカーを選びます