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 マイホームを建てる土地が北側の道路に面しており、南面に接している土地よりも採光が懸念されます。
積水ハウスのプランとしても北西方向の入口を検討しており、エントランスが暗くなることが考えられるので「採光を高める工夫」を考えました。

 結論を先に言ってしまうと、

  • エントランスの収納を天井まで上げて下の空いた空間に地窓を設け、エントランスへの採光を高めるようにしました。
  • サロンのクローゼットを西面へ移動し、壁部分に透明面材を用いることで南側に面するサロンからの採光がエントランスにまで届くようにしました。
  • 1階については白系統の床材を用いることで、床に当たった光が反射して室内が明るくなるようにしました。

 

20200815-1F間取り-暗い空間を明るく使う

エントランス 北側収納下の地窓

20200815-1F-エントランス地窓-間取り-暗い空間01

 マイホームの北西方向に位置するエントランスの採光のために北側の収納下に地窓を配置して、外部の光を取り入れるようにしました。

 

20200815-1Fエントランス-地窓-暗い空間01

エントランスを明るく使う(その1)

①エントランス 収納下 地窓

20200815-1F-収納下の地窓

 エントランスの北側の収納エスパースを天井から取付けるようにして、下に空いたスペースに地窓を取り付けました。
地窓は幅150cm高さ70cmのFIXサッシでガラスはカスミがかかっています。採光のために地窓を配置しましたが外側から屋内が見えるのも困りますので、カスミがかかったガラスが選択されています。

冒頭にも書きましたが、この地窓はエントランスを明るくするための目的で設置しています。朝に自宅を出る際に暗いと気分も乗らないかな、毎日のことですので出来ることはないかな、と考えて設計しました。
南面からの採光は日光の有無で明るさにばらつきがありますが、この北面の地窓からの採光は均一の光が屋内へ入ってきます。面積も大きいのでかなりの採光の効果があります。

 

サロン クローゼットを西面に移動して、壁を透明面材にして採光を促す

20200825-1F-サロンガラスの壁-間取り-暗い空間01

 サロン南面のサッシからの採光をエントランスまで取り入れるために、サロン-エントランス間にある壁と扉をガラスにしてエントランスが明るくなるようにしました。

20200825-1Fサロン-ガラスの壁-暗い空間02

② サロン-エントランス間の建具と壁をガラスにして採光を高める

20200825-1F-エントランスからサロンを見る

 朝出掛ける際に気分良く出発出来るように、エントランスを明るくするためにはどうすればいいだろうと考えて設計しました。
同じ配置の住宅を見学する機会があり、建物の北西に位置するエントランスが暗い印象がありました。これをなんとか明るくしたい、ということで熟考しました。
暗いのが気になるのなら照明を複数付ければ良いのではとも思いましたが、人工的な光で明るくするのではなく外からの自然な光による明るさが必要と思いました。

エントランスが建物の北西に位置しているので南面の光を直接取り入れることは無理なことですが、南面のサッシからの光がサロンの壁と扉をガラスにすることで北西のエントランスにも入ってくるようにしました。
サロンの南面のサッシのサイズは幅175cm、高さ221cmで十分な採光が望めます。

ガラスの建具と壁にすることで屋外から屋内が丸見えになることが懸念されましたが、日中は屋内のほうが屋外より暗いので、レースカーテンを引いておけば屋内が丸見えになることはありません。

サロン クローゼットを浅くして、エントランスへの採光を高める

20200827-1F-サロン収納ワイズの奥行-間取り-暗い空間01

 サロン南面のサッシからの光がエントランスに隅々まで入るように、収納棚ワイズの深さを可能な限り浅くして採光を高めるようにしました。

20200827-1Fサロン収納ワイズの奥行-暗い空間03

エントランスを明るく使う(その3)

③ サロン収納 ワイズの奥行を70cmにする

20200827-1F-エントランスからサロンを見る2

 サロン南面のサッシからの採光をさらに良くするためには遮るものを可能な限り無くす必要があります。

西側の壁に移動させた収納ワイズですが、打合せ開始時は奥行100cmで最初の構想ではそのままの奥行100cmで検討していました。
この収納にはサロンのセット椅子を収納させたかったので購入するセット椅子の寸法を測っておいて、椅子が十分に収まり、なおかつ南面のサッシの枠より出ない寸法ということで奥行70cmが決まりました。
収納ワイズの奥行の寸法は、内部の収納のためのパーツバリエーション(引出しやカゴ)により制約はありますが、棚のみであれば深さを調整するのみで扉は収納となる空間の前にあてがうだけですので融通が利きます。

他のハウスメーカーでは決められた寸法のみでしか収納スペースを作れない場合もありそうですが、積水ハウスの場合はそのような問題はありませんでした。

1階全体-床材・壁クロスを白系統にする

20200828-1F-床材・壁クロスを白系統に-間取り-暗い空間01

 1階に入った外からの光は有効に活用するため、床材や壁のクロスは白系統にして光を反射させて、1階の室内が明るくなるようにしました。

20200828-1F床材・壁クロスを白系統に-暗い空間03

屋外からの光を室内へ取込む

④ 1階の床・壁を白系統で室内を明るくする

20200827-LDKからサロンを見る1

 この建物の土地は北西に位置しているので東側と南側に隣宅があり、午前中は1階への日差しが入ってくる量が少ないです。
なので入ってくる日光は可能な限り取り込んで、午前中の1階が明るくなるように設計しました。
その方法として1階の床材・壁のクロスは白系統にして、1階に入った光は反射して室内が明るくなるようにしました。
1階の床材は全て、壁のクロスはほとんどを白系統にしました。壁の役割もするスライディングウォールも白系です(建具と一部のクロスは変化をつけるために、黒系統やアクセントクロスを採用しています)。

ちなみに2階は冬でも採光が十分に確保出来ますので、主寝室やホールは床材は黒系統にして、クロスも濃い配色のアクセントクロスを採用しています。それでも採光があるために暗さを感じることはありません

土地の接道状況は室内への採光の量に影響しますが、内部の配色を考慮することで室内を明るくすることは可能です。

あなたにとって満足できるマイホームを手に入れる方法とは?


20230930住宅の画像01

 マイホームを建てる機会は一生に一度と言われています。

ただ、マイホームを建てて実際に住んでみると様々なところで後悔することがあります。


  • もっといろいろなハウスメーカーを調べてから、建てたほうがよかった
  • マイホームを建てるのに時間がなくて、細かい点まで十分な検討が出来なかった
  • 間取りをじっくり考えて、将来的にも使いやすいマイホームにすべきだった
  • 土地から探しており、土地と建物の両方を検討していて充分な検討が出来なかった

ダインさんダインさん

情報を集めるのに多くの時間がかかってしまい、充分に検討する時間がなくなってしまいますね。



 納得のいく家は三度建てないと出来ないと言われていますので、完璧な家を建てることは難しいかもしれません。

でもその後悔を出来るだけ少なく、理想のマイホーム建てる方法を知っていますか?

それには、

  • ハウスメーカーを訪問して理想の間取りを検討する
  • ハウスメーカーに希望の間取りと設備でプラン、見積りを提案してもらう
  • ハウスメーカーと交渉を行い、理想のマイホームのプラン・見積りを得て、契約する

 上記のことを、複数のハウスメーカーで進めていく必要があります・・・

シーカスくんシーカスくん

理想のマイホームって大変ですね・・・

 

複数のハウスメーカーから簡単にプランと見積りをもらう方法とは?


20231001住宅のモデルと図面と電卓の画像01

 複数のハウスメーカーから希望の間取りでプランと見積りもらうことは分かりましたが、そのために毎週末にモデルハウスを訪れて各ハウスメーカーと交渉をしていたら、時間がいくらあっても足りません。

私たちはかつて、カタログや間取りプランを住宅会社を1社ずつ回って集めていましたが、現在はインターネットでまとめて集めることが出来ます。

それがタウンライフ家づくりのサイトになります。


20230930タウンライフのトップページの画面01

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 このサイトではマイホームの希望の間取りや土地の情報を入力して、問い合わせをするハウスメーカーを選択することで、そのハウスメーカーから希望の間取りプランやカタログを送付してもらうことが出来ます。

週末にモデルハウスをはしごして訪れることなく簡単に多くの情報を得ることが出来ます。

得られるハウスメーカーの資料や間取りプランをじっくり検討して、そこからさらにより細かい箇所を考えていくことが出来ます。

具体的にマイホームの検討を始めている方はもちろんのこと、マイホームはまだ先でどんな感じか知りたい方にとっても検討するためのたたき台としてとても有効だと思います。


ダインさんダインさん

簡単に複数のハウスメーカーの資料を集められるのは得策ですね。



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タウンライフの入力の方法はどのような感じかというと・・・

 

20231001タウンライフの質問ページの画像01

 このサイトで入力する主な内容としては、

入力する主な内容
  • 階数や間取り、家のこだわりなど選択
  • 建設予定地の有無や土地のサイズ、建てたいエリアなどを選択
  • 間取りプラン、ハウスメーカーのカタログの送付先情報を入力
  • 希望するハウスメーカーの間取りプラン、カタログを選択

 私も見積もり・間取りプラン作成スタートから入力してみましたが、選択式で進んでいくのでとても簡単でした(下記は、「家のこだわり」の選択肢の画面です)。

20230930タウンライフの選択の画面の画像01

 ご希望の間取りプランを具体的に入力する箇所もあるので、そこに例えば日が射して、中庭を眺められるバスルームが欲しいなどの要望を書いておくと、考慮された間取りプランをもらうことが出来ます。

入力は簡単3分で無料オンラインで複数のハウスメーカーへの一括見積りが可能です。お仕事や家事、子育てに忙しい方々でも自宅で簡単に申込みが出来ます。

 モデルハウスや完成見学会を訪れる前に事前に複数のハウスメーカーの情報収集を十分に行っておいてから、ハウスメーカーとの商談に臨みましょう。



シーカスくんシーカスくん

しっかり準備してからハウスメーカーに行けますね。



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タウンライフから得られる資料はどのようなものでしょうか?

 タウンライフへ資料請求を申し込みすることで、届く資料は以下になります。

タウンライフから届く資料
  • 希望の間取りプラン
  • 資金計画資料
  • 希望の間取りを考慮した土地情報
  • ハウスメーカーのカタログ資料

 例えば、間取りについては以下のような提案資料がもらえます。


20231001タウンライフの間取りの例の画像01

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 ハウスメーカーのカタログは、希望の間取りや土地情報、建てたいエリアにより施工が可能なハウスメーカーがリストアップされ、希望するハウスメーカーにチェックをすることでカタログの請求が可能です。

また、まとめて請求を行うことも可能です。

 

20231001タウンライフのハウスメーカー選択のページの画像01

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タウンライフとはどのような会社でしょうか?


20231001タウンライフのトップページの画面02

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 住まい情報と言えば、SUUMOやat home(アットホーム)、ホームズが有名かと思います。

 「タウンライフ家づくり」はタウンライフ株式会社が運営しており、不動産関連の複数サイトを10年以上運営している会社です。

タウンライフのサービスは累計30万人以上が利用している、人気のある無料でカタログ情報を請求できる住宅サイトです。


20231001タウンライフのサイトの受賞の画像01

 住宅関係のサイト利用者アンケートにおいても注文住宅部門において3冠を達成しています。

 



 またタウンライフは全国960社以上、大手ハウスメーカー35社以上と提携しており、入力された情報から、間取りプランを提案出来るハウスメーカーを検索して選択することが出来ます。


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 マイホームは高額な買い物で、先に資料請求すればどのような準備が必要であるとか、間取りについても様々なアイデアを先に考えておくことが出来て、本格的にマイホームを考えるときに役に立ちます。

まだ先と思っていても、カタログを眺めて将来のマイホームを考えるのも楽しいものです。


20231001タウンライフの成功する家づくりの画像01

 今ですと、申込者全員に「成功する家づくり7つの法則」がプレゼントされます。

マイホームを考える一歩目にタウンライフ家づくりは役立ちます。


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暗い空間を明るく使う間取りの工夫とは何か?-まとめ
  1. 北西のエントランスへの採光を高めるためにエントランス北側に地窓を設け、サロン南面のサッシからの光を届けるためにサロン収納ワイズを移動させ深さを収納を考慮して浅くしました。
  2. 1階に取り込まれた光を有効に活用するために床材、壁のクロスに白系統を採用し、光を反射させることで室内が明るくなるようにしました。