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 住宅もクルマも「本体価格」は魅力的に見えますが、大きな買い物にはその他に必要な費用が発生するのです。

シーカスくんシーカスくん

今度、○○社から新車が出るんですよ。
カッコいいデザインで価格が100万円で!

ダインさんダインさん

まさか、買いたいと思っているの?

シーカスくんシーカスくん

はい! 100万円なら貯めておいたお金で買えるので!

ダインさんダインさん

100万円で買えるの?

シーカスくんシーカスくん

はい、100万円って書いてあるので。

ダインさんダインさん

○○社が言っている100万円は、そのクルマの車両本体価格でしょう。税金だけでも自動車税、自動車重量税、それから保険、登録費用など、いろいろかかる。

シーカスくんシーカスくん

・・・そうですね。

ダインさんダインさん

住宅の場合はどうだろう?これも広告で、「大型分譲地開発、1軒○○万円から」みたいな広告が入るけど。

シーカスくんシーカスくん

そういう広告にも、下の方に細かくいろいろ書いてありますね。

ダインさんダインさん

その通り。住宅も本体価格に加えて、いろいろな費用が必要になるね。

 「新車を買いたい」というクルマの話しから始まってしまいましたが、クルマと同じように住宅も建物本体価格に加えて様々な費用が必要になります。
 今回は、住宅にはどのような費用がかかるのかを考えてみましょう。

目次

家づくりに必要な費用の内訳

建築中の住宅の画像 セキスイさんとダインくんの会話にもありましたが、家を建てるのに必要な費用の内訳としては、どのようなものがあるのでしょうか?
大きく分けると、「建築工事費」「事務費用」に分けることが出来ます。

 

 

建築工事費

 建物の工事に関する費用のことで、内訳としては本体工事費、別途工事費、建物以外の費用に分けられます。

事務費用

 登記費用や建築確認申請、保険料などの事務手続きに必要な費用です。

建築工事費の内訳

 建築工事費の内訳について、詳しく見ていきましょう。

本体工事費

工務店、ハウスメーカー、設計事務所に支払う費用のことです。建物を建てるために直接的に必要な費用です。
住宅会社の「坪単価」はこの費用を床面積で割った金額です。

 

 

別途工事費

 上記の住宅会社に支払われる費用以外で、住宅で生活するために必要となる設備の費用等です。
屋外給排水工事、地盤補強工事、冷暖房工事、照明工事、カーテン工事、外構工事、既存宅地の解体費用などが該当します。

建物以外の費用

 別途工事に含まれないが、住宅を建てるにあたって必要となる費用のことです。
家具費用、電話工事、アンテナ工事、地鎮祭費用などが該当します。

事務費用の内訳

次に家づくりに必要な費用として、事務的な費用の内訳をみてみましょう。

申請と現場での費用

建築確認申請料

 建築設計図書の確認申請の手数料です。さらに詳細には、確認申請手数料・中間検査手数料・完了検査手数料からなっています。
建築確認は、建築主(ハウスメーカー)が主体の作業(建築主が建築主事または指定確認検査機関へ確認を受ける)ですが、費用については設計料とは別に施主が負担します。
積水ハウスでは「本体工事費」に一括で10万円で計上されています。

住宅性能表示申請費

 住宅が住宅性能表示を受けるための申請費用です。
建てられる住宅が安全、維持管理、生活環境において良質であることを、国土交通大臣に登録された第三者機関によって評価してもらい、住宅性能評価書として交付してもらいます。
住宅性能評価を受けた住宅は、地震保険料の優遇や住宅ローンの金利優遇などが受けられます。

近隣挨拶関係費

 工事を行うにあたってのご挨拶、入居時の挨拶のときの手土産の費用です。

上棟式、竣工式費用

 上棟式は上棟(屋根の一番高いところに棟木(むなぎ)が取り付けられることが出来たこと)を祝う式、 竣工式は建物が無事に完成したことを感謝する神事です。それぞれ行う場合には施主が負担します。

登記関係の費用

建物表示登記

 新築した建物は登記記録がないので、建物についての情報(所在や構造、床面積など)や所有者などを登録する必要があります。
その登記のための費用で、土地家屋調査士などによって行われます。

建物所有権保存登記

 新築した建物は登記記録がないので、建物についての情報(所在や構造、床面積など)や所有者などを登録する必要があります。
その登記のための費用で、土地家屋調査士などによって行われます。

土地所有権移転登記

 土地の売買契約が完了し、金銭の授受が済んだ後、 買主の土地の所有権を法律上においても主張出来るように(保全するために)、登記記録に記載して一般に公開(登記)します。
この「土地の所有権を移転するための登記」に必要な登録免許税と司法書士への報酬の費用が必要です。

抵当権設定登記

 銀行などの融資先は万が一返済が滞った際、その費用を「何か」を代わりとして回収しようとします。 その「何か」は土地と建物で、その土地と建物を担保として設定するための登記が行われます。 その際の登録免許税と司法書士への報酬が必要になります。

ローン関係の費用

手数料

 住宅ローン申し込みには手数料が必要になります。 定額の場合と融資額に一定の割合(融資額の2%程度)を掛ける場合があります。
私たちの場合は定額(¥31,500)でした。

保証料

 連帯保証人がいない場合保証会社から保証を受ける必要があり、そのための保証料が必要になります。 民間住宅ローンでは、借入金3,0000万円、返済期間35年の場合で60万円程度が必要になります。
私たちの場合は連帯保証人がいましたので不要でした。

団体信用生命保険特約料

 借入れをした者が死亡、高度障害になった場合残りの住宅ローンを全額弁済される保険の保険料です。
私たちの場合は民間住宅ローンで金利に含まれています。

火災保険料

 ローンの担保となる住宅が火災による被害を受ける場合に備えて加入する損害保険の保険料です。銀行融資では、加入が義務付けられる場合が多いです。
私たちの場合も加入が必要で、積水ハウスの紹介の保険会社と契約をしました。

建替え時に発生する費用

仮住まい費

 住宅が完成して住み始めるまでの、仮住まいの費用です。
私たちの場合は、マイホームを建てる前はアパートに住んでいましたから、その家賃が該当します。

減失登記費用

 既に建物が建っている土地を検討している場合、その建物を解体した際に建物がなくなったことを登記する必要があります。その登記のための費用のことです。
私たちの場合は更地でしたので、この登記は必要ありませんでした。

引越し費用

 新居への引っ越しの費用です。引っ越し業者へ依頼する場合は、その費用が必要です。
大きなサイズの荷物、ピアノ等の運送に注意が必要な家具があれば、費用を確認しておきます。3,4月は割高になるので、見積りで確認しておきましょう。

その他

税金

 上記の金額のやりとりをする契約書に貼る収入印紙(印紙税)や登記の項目にありました登録免許税などです。 詳しくは「家づくりにかかる税金」で説明します。

各費用の概算の算出

 家づくりに必要な費用の内訳は上記のようになります。
各費用としておおよそ必要な費用を割り出すには、ハウスメーカーから見積りをもらうのが一番早いです。
そして、もらったハウスメーカーの見積書を以下のように利用することをおススメします。

本体工事費

 そのハウスメーカーの建物の費用なのでコストパフォーマンスに見合う住宅なのか、希望する間取りや仕様にすると費用がどのくらい変わるのか、検討します。
(ハウスメーカーと金額を含めて交渉出来るのは、主にこの部分に関する事柄になります)

別途工事費

 この費用で建物の周辺設備の費用がどのくらい必要なのかを把握しておきます。
地盤補強工事、屋外給排水工事はその敷地に影響する費用ですので、同じ敷地であれば類似の費用が提示されます(違っていれば、余分な請求が発生していることになります)。
冷暖房工事や照明・カーテン工事は、建物に付属させる設備でこちらの要望で決められますので、どのくらいの費用が必要なのか精度よく把握することが出来ます。

建物以外の費用

 この費用も建物に付属する費用でどのくらい必要なのか把握しておきます。
家具については店舗を回って大きさ、様式、用途がマイホームに合ったものを選びましょう。
引越し業者や電話回線は、複数の業者に見積りを取って条件や金額を比較をしましょう。
アンテナ工事についても見積り比較は必要ですが、アンテナが傾いたときに直してくれるなどのメンテナンス対応も考えておく必要があります。

事務費用

 こちらもまずはハウスメーカーの見積書に記載されている金額を概算でも良いので確認しておきます。このページの内訳にあって、もらった見積書に無い項目があるようでしたら問い合わせてみてもよいでしょう。
(逆に、もらった見積書にあって、このページの内訳に記載ない項目がありましたらごめんなさい・・・)
概算で示してある項目は、具体的にマイホームの話しを詰めていくと詳細が決まってくる項目になります。住宅ローンに関連する項目は、どこでどのように借りるのかによって変わりますし、ハウスメーカーの商品によっても変わる項目もあります。(例えば、火災保険は鉄骨造と木造で異なります)
ハウスメーカーの営業マンは、希望のマイホームの場合の概算をこれまでの顧客の経験から算出できますから確認するとよいでしょう。
「諸経費は建築工事費の5%以上として見積もる」と言われていますが、ひとつひとつの項目を確認していくことで、より精度の高い「費用の内訳」を得ることが出来ます。
ちなみに、私たちの場合は、(生命保険特約料が金利に依存しているところもありますが)、建築工事費の3.5%くらいでした。

家づくりの資金計画をファイナンシャルプランナーに無料で相談する

 マイホームの購入は高額であることから、昔から言われている通りの一生に一度のお買い物です。
 返済をしながら子どもの成長にしたがって教育資金が必要になったり、家族の生活が変わっていくので、十分に作戦を立てて返済計画を考える必要があります。

 先のことを考えながら資金計画を検討する、その手段としてファイナンシャルプランナーに相談する

 それが、株式会社ライフデザインセンターさんの住もうよ!マイホームのサイトになります。

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家づくりの資金計画を含めた生活設計のたたき台として

 このサイトではお客様情報として問い合わせフォームに入力すると、事務局より本人確認の連絡があり要望や状況について確認します。
 その後、お住まいの地域や相談内容によりファイナンシャルプランナーを無料が紹介され、自宅、ファミレス、ファイナンシャルプランナーのオフィスでの無料相談を受けることが出来ます。
 資金計画については家づくりの本においても触れられていますが、返済期間の生活の変化を見越した資金計画を考えるにあたって各家庭ごとに異なる点もあり、ファイナンシャルプランナーに無料で相談出来るのは、とても有用だと思います。

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ファイナンシャルプランナーとの無料相談を受けるために入力する内容は

 このサイトで入力する主な内容としては、住もうよ!マイホームのお問い合わせフォームより

  • 希望する相談場所・時間帯
  • 検討しているマイホームの情報
  • 個別相談のための連絡先の情報

 を入力することで事務局より連絡があり、ファイナンシャルプランナーの紹介へと進みます。

 ファイナンシャルプランナーによる相談をもとに、家づくりに必要となる資金の計画、その先の生活設計を考えるための手段として情報を得るということは、とても有効な手段だと思います。

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あなたにとって満足できるマイホームを手に入れる方法とは?


20230930住宅の画像01

 マイホームを建てる機会は一生に一度と言われています。

ただ、マイホームを建てて実際に住んでみると様々なところで後悔することがあります。


  • もっといろいろなハウスメーカーを調べてから、建てたほうがよかった
  • マイホームを建てるのに時間がなくて、細かい点まで十分な検討が出来なかった
  • 間取りをじっくり考えて、将来的にも使いやすいマイホームにすべきだった
  • 土地から探しており、土地と建物の両方を検討していて充分な検討が出来なかった

ダインさんダインさん

情報を集めるのに多くの時間がかかってしまい、充分に検討する時間がなくなってしまいますね。



 納得のいく家は三度建てないと出来ないと言われていますので、完璧な家を建てることは難しいかもしれません。

でもその後悔を出来るだけ少なく、理想のマイホーム建てる方法を知っていますか?

それには、

  • ハウスメーカーを訪問して理想の間取りを検討する
  • ハウスメーカーに希望の間取りと設備でプラン、見積りを提案してもらう
  • ハウスメーカーと交渉を行い、理想のマイホームのプラン・見積りを得て、契約する

 上記のことを、複数のハウスメーカーで進めていく必要があります・・・

シーカスくんシーカスくん

理想のマイホームって大変ですね・・・

 

複数のハウスメーカーから簡単にプランと見積りをもらう方法とは?


20231001住宅のモデルと図面と電卓の画像01

 複数のハウスメーカーから希望の間取りでプランと見積りもらうことは分かりましたが、そのために毎週末にモデルハウスを訪れて各ハウスメーカーと交渉をしていたら、時間がいくらあっても足りません。

私たちはかつて、カタログや間取りプランを住宅会社を1社ずつ回って集めていましたが、現在はインターネットでまとめて集めることが出来ます。

それがタウンライフ家づくりのサイトになります。


20230930タウンライフのトップページの画面01

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 このサイトではマイホームの希望の間取りや土地の情報を入力して、問い合わせをするハウスメーカーを選択することで、そのハウスメーカーから希望の間取りプランやカタログを送付してもらうことが出来ます。

週末にモデルハウスをはしごして訪れることなく簡単に多くの情報を得ることが出来ます。

得られるハウスメーカーの資料や間取りプランをじっくり検討して、そこからさらにより細かい箇所を考えていくことが出来ます。

具体的にマイホームの検討を始めている方はもちろんのこと、マイホームはまだ先でどんな感じか知りたい方にとっても検討するためのたたき台としてとても有効だと思います。


ダインさんダインさん

簡単に複数のハウスメーカーの資料を集められるのは得策ですね。



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タウンライフの入力の方法はどのような感じかというと・・・

 

20231001タウンライフの質問ページの画像01

 このサイトで入力する主な内容としては、

入力する主な内容
  • 階数や間取り、家のこだわりなど選択
  • 建設予定地の有無や土地のサイズ、建てたいエリアなどを選択
  • 間取りプラン、ハウスメーカーのカタログの送付先情報を入力
  • 希望するハウスメーカーの間取りプラン、カタログを選択

 私も見積もり・間取りプラン作成スタートから入力してみましたが、選択式で進んでいくのでとても簡単でした(下記は、「家のこだわり」の選択肢の画面です)。

20230930タウンライフの選択の画面の画像01

 ご希望の間取りプランを具体的に入力する箇所もあるので、そこに例えば日が射して、中庭を眺められるバスルームが欲しいなどの要望を書いておくと、考慮された間取りプランをもらうことが出来ます。

入力は簡単3分で無料オンラインで複数のハウスメーカーへの一括見積りが可能です。お仕事や家事、子育てに忙しい方々でも自宅で簡単に申込みが出来ます。

 モデルハウスや完成見学会を訪れる前に事前に複数のハウスメーカーの情報収集を十分に行っておいてから、ハウスメーカーとの商談に臨みましょう。



シーカスくんシーカスくん

しっかり準備してからハウスメーカーに行けますね。



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タウンライフから得られる資料はどのようなものでしょうか?

 タウンライフへ資料請求を申し込みすることで、届く資料は以下になります。

タウンライフから届く資料
  • 希望の間取りプラン
  • 資金計画資料
  • 希望の間取りを考慮した土地情報
  • ハウスメーカーのカタログ資料

 例えば、間取りについては以下のような提案資料がもらえます。


20231001タウンライフの間取りの例の画像01

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 ハウスメーカーのカタログは、希望の間取りや土地情報、建てたいエリアにより施工が可能なハウスメーカーがリストアップされ、希望するハウスメーカーにチェックをすることでカタログの請求が可能です。

また、まとめて請求を行うことも可能です。

 

20231001タウンライフのハウスメーカー選択のページの画像01

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タウンライフとはどのような会社でしょうか?


20231001タウンライフのトップページの画面02

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 住まい情報と言えば、SUUMOやat home(アットホーム)、ホームズが有名かと思います。

 「タウンライフ家づくり」はタウンライフ株式会社が運営しており、不動産関連の複数サイトを10年以上運営している会社です。

タウンライフのサービスは累計30万人以上が利用している、人気のある無料でカタログ情報を請求できる住宅サイトです。


20231001タウンライフのサイトの受賞の画像01

 住宅関係のサイト利用者アンケートにおいても注文住宅部門において3冠を達成しています。

 



 またタウンライフは全国960社以上、大手ハウスメーカー35社以上と提携しており、入力された情報から、間取りプランを提案出来るハウスメーカーを検索して選択することが出来ます。


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 マイホームは高額な買い物で、先に資料請求すればどのような準備が必要であるとか、間取りについても様々なアイデアを先に考えておくことが出来て、本格的にマイホームを考えるときに役に立ちます。

まだ先と思っていても、カタログを眺めて将来のマイホームを考えるのも楽しいものです。


20231001タウンライフの成功する家づくりの画像01

 今ですと、申込者全員に「成功する家づくり7つの法則」がプレゼントされます。

マイホームを考える一歩目にタウンライフ家づくりは役立ちます。


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家づくりにかかる費用 のまとめ
  1. 家づくりにかかる費用の内訳としては、建築工事費と事務費用があります
  2. 建築工事費の内訳としては本体工事費、別途工事費、建築以外の費用があります。坪単価は本体工事費を床面積で割った金額のことをよく言います
  3. 事務費用の内訳としては、申請費用、登記関係の費用、ローン関係の費用、建替え関係の費用があります
  4. 各費用の算出はハウスメーカーからの見積書を利用すると早く行うことが出来ます。不明な点は営業マンに確認して、精度の高い概算を得るようにしましょう