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 高気密・高断熱の家は夏涼しく、冬暖かい。少ない冷暖房で部屋の温度を一定に保つことが出来るので、省エネの観点から奨励されています。
 日本では省エネに関する基準をⅠ~Ⅵの6地域に分けています。寒さが厳しいⅠ・Ⅱ地域では、高性能な断熱性が求められ、温暖なⅢ~Ⅵ地域では夏の暑さ対策として遮熱性が必要とされています。
 各地域ごとの省エネ基準を満たす仕様での施工が、快適な住宅には必要となります。
 気密性の高い家は建材から発生する揮発性有機化合物を住宅内に滞留させます。これらの含有を極力抑えた住宅建材による施工が求められます。
 住宅内の空気を新鮮に保ち、結露や湿気によるカビの発生を防ぐには、窓を適切に配置し空気が流れる家づくりが必要ですが、四六時中窓を開放しておくことは出来ません。室内の空気が定期的に入れ替わる備えが住宅に必要となります。
 積水ハウスの住宅には快適な住宅のための高気密・高断熱換気を考慮した適切な技術を内装や住宅設備など様々な箇所に取り入れています。こちらのページではその主な技術についてご紹介します。

20220924テクニカル-快適な家のための技術の概要図02

ぐるりん断熱


20220914-積水ハウスのぐるりん断熱のイメージ図

 ぐるりん断熱
引用元: 積水ハウス

 積水ハウスの住宅は「夏は遮熱、冬は断熱」の考え方で各地域に合わせた遮熱・断熱対策を行っています。
 壁、床、天井のわずかな熱の出入りになるようなすき間や熱橋(ヒートブリッジ)において、適材適所に様々な断熱材を使うぐるりん断熱により、室内の温度ムラを少なくしています。
 断熱材は壁体内でずれ落ちないように断熱内壁枠で固定し、熱橋を可能な限り取り除く内壁下地壁枠取付金具を用いています。
 「夏涼しく、冬暖かい」住宅で省エネルギー基準をクリアし、品確法、性能表示制度の等級4に標準で対応しています。

20220914断熱内壁枠で固定される断熱材

 断熱材は断熱内壁枠で固定され、ずれ落ちを防止
引用元: 積水ハウス

20220911-天井の断熱材の写真

 面形状と細長い形状の断熱パネルで敷詰める

20220911-断熱パネルと断熱材の写真

 天井は鉄骨梁の下にも断熱材を敷詰める

SAJサッシ(超高断熱アルミ樹脂複合サッシ)

20220916SAJサッシの断面図

引用元: 積水ハウス

 熱の出入口になりやすい窓部分は、ガラス、サッシ枠それぞれに遮熱・断熱対策がされています。
 積水ハウスのSAJサッシ(超高断熱アルミ樹脂複合サッシ)は、外部には厳しい日射しに耐える耐候性の高いアルミを、室内には質感や断熱性の高い樹脂を採用した複合構造サッシです。
 また一般的なアルミ樹脂複合サッシに比べ室内側樹脂の被覆を増やし、枠部のアルミに断熱樹脂を挟み断熱性・防露性と気密性をさらに高めており、その断熱性能は約1.4倍です。
 屋内のアルミ枠が熱伝導がないので冷えないため、結露の発生を軽減します。間を断熱樹脂で埋めていますので隙間風を抑えられます。
20220916SAJサッシの断熱性能の比較の写真

引用元: 積水ハウス

 SAJサッシのガラス部分は複層ガラスでアルゴンガス入りで最も効果的な中空層16mmを確保しています。
 これにより夏は屋外からの太陽の赤外線をカットし、室内の温度上昇を軽減します。冬は室内の熱が屋外へ出ていくのを抑える冷暖房効率を高め、光熱費を軽減します。

20220911-サッシの夏の効果の図

室外側ガラスの内側にコーティングされている特殊金属膜により、太陽の熱線・紫外線がカットされます
参照元: 積水ハウス

20220911-サッシの冬の効果の図

室外側ガラスの内側にコーティングされている特殊金属膜と空気層により、室内の熱の拡散を防ぎます
参照元: 積水ハウス

SMART-ECS(スマート イクス)

20220919積水ハウスの住宅-家族団らんの写真01

引用元: 積水ハウス

 SMART-ECS(スマート イクス)はウィルスや花粉、PM2.5といった住まいの汚染物質に配慮した
「新しい生活様式」に対応する、戸建住宅の次世代室内環境システムです。

 スマート イクスは3つのポイント(ゾーニング、換気、空気洗浄)で住まいの空気をきれいにします。

空気の流れをつくる「換気ゾーニング」

20220919-スマートイクスの換気ゾーニングの挿絵01

 引用元: 積水ハウス

 家族が集まるLDKなどの生活空間を風上から、廊下などの非生活空間風下へ空気が流れるように「換気ゾーニング」することで空気の流れをコントロールします。

 この換気ゾーニングによる1人あたりの換気量は30m3/h以上です。これは、厚生労働省が商業施設などで「1人当たりの換気量」として推奨する量で、これを家全体で確保するということです。

20220919-スマートイクスの換気ゾーニングの挿絵02

 引用元: 積水ハウス

 また、チェンジングルームとして、玄関のそばに帰宅後に手洗いや着替えが出来るスペースを設けて、外の汚れを生活空間に入れないような空間を設けます。

20220919スマートイクスのチェンジングルームの写真01

 引用元: 積水ハウス

快適で経済的な「熱交換型換気システム」

20220919-スマートイクスの熱交換型換気システムの挿絵01

 引用元: 積水ハウス

 「熱交換機能」による換気で換気による熱損失を抑制することが出来ます。冷暖房効率が向上し、快適で省エネな24時間換気が可能です。
このシステムアメニティー換気システムIVの換気による熱損失抑制は
約80%です。

20220919-スマートイクスの熱交換型換気システムの挿絵02

 引用元: 積水ハウス

 外気中の粉じんや虫類は「サイクロン給気フード」で分離しフードの外に排出するので屋内への侵入を抑えます。
フィルターは5年に1回のメンテナンスで可能です。

20220919-スマートイクスの熱交換型換気システムの挿絵03

 引用元: 積水ハウス

「天井付空気洗浄機」の空気洗浄力

20220919-スマートイクスの天井付空気清浄機の挿絵01

 引用元: 積水ハウス

 天井付空気清浄機Air Me(エアミー)は、HEPAフィルターを搭載した空気清浄機で一般的な換気システムのみと比べ、最大約2~5倍を汚染除去できます。
 天井埋込みの形状なので家具のレイアウトにも影響されず、花粉やPM2.5などの微細な汚染物質もキャッチします。

20220919-スマートイクスの天井付空気清浄機の写真01

 引用元: 積水ハウス

Airkis(エアキス)

20220922-エアキスのイメージ画像01

 引用元: 積水ハウス

 「空気」は人が体内に生涯で最も多く取り入れる物質です。きれいで新鮮な空気を取り入れることは、健康で過ごすことにおいて大切なことです。
 1日に呼吸する空気の量は、体重1kgに換算すると、子どもは大人の約2倍の空気を取り入れています。エアキスは、影響を受けやすい子どもを基準に、品確法の住宅性能表示基準で定められた5つの化学物質の室内濃度を、国(厚生労働省)の指針値の1/2以下の実現を目指しています。

20220922-化学物質基準の表

 引用元: 積水ハウス

エアキスは、

  • 化学物質の抑制
  • 換気・空気清浄

の2つの取組みにより、室内の空気をきれいにして健康な暮らしを支えます。

化学物質の抑制

 積水ハウスでは建材から出る化学物質を自社で測定、評価をしています。オリジナルアイテムを含めた750種類以上の建材を評価・選定し、エアキスを実現します。
 塗り壁やアクセントタイル、多機能天井材など、インテリア性に加え、調湿・脱臭機能を備えた内装材により、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着させ空気環境を整えます。

20220923-化学物質を吸着する住宅部材のイメージ画像01

 引用元: 積水ハウス

換気・空気清浄

 エアキスは外部の汚染物質を入れない、室内の空気をきれいに保つための換気や空気清浄、温湿度コントロールなど多彩な換気・空調システムがあります。

  • 熱交換タイプ(アメニティー換気システムIV)
  •  熱交換の効果によって快適性が向上するとともに、外気に含まれる花粉やPM2.5なども除去することが可能です。

    20220923-熱交換タイプのイメージ画像01

     引用元: 積水ハウス

  • 全館空調タイプ(全館空調システム「エアシーズン」)
  •  住まい全体の温度差を少なくすることで、24時間365日快適な室温を保ちます。冬場のヒートショックも防ぎます。

    20220923-全館空調タイプのイメージ画像01

     引用元: 積水ハウス

  • 全館調湿タイプ(全館調湿システム「エアココチ」、全館調湿システム「アメニティー換気システムPLUS」)
  •  1年を通して住まい全体を湿度コントロールし、ジメジメした暑い夏もカラカラに乾いた寒い冬も快適になるようにアシストします。

    20220923-全館調湿タイプのイメージ画像01

     引用元: 積水ハウス

  • 自然換気タイプ(ハイブリッド換気システムIV)
  •  温度差や風圧によって生じる自然の換気力と機械換気を組合わせた、省エネシステムです。

20220923-自然換気タイプのイメージ画像01

 引用元: 積水ハウス

あなたにとって満足できるマイホームを手に入れる方法とは?


20230930住宅の画像01

 マイホームを建てる機会は一生に一度と言われています。

ただ、マイホームを建てて実際に住んでみると様々なところで後悔することがあります。


  • もっといろいろなハウスメーカーを調べてから、建てたほうがよかった
  • マイホームを建てるのに時間がなくて、細かい点まで十分な検討が出来なかった
  • 間取りをじっくり考えて、将来的にも使いやすいマイホームにすべきだった
  • 土地から探しており、土地と建物の両方を検討していて充分な検討が出来なかった

ダインさんダインさん

情報を集めるのに多くの時間がかかってしまい、充分に検討する時間がなくなってしまいますね。



 納得のいく家は三度建てないと出来ないと言われていますので、完璧な家を建てることは難しいかもしれません。

でもその後悔を出来るだけ少なく、理想のマイホーム建てる方法を知っていますか?

それには、

  • ハウスメーカーを訪問して理想の間取りを検討する
  • ハウスメーカーに希望の間取りと設備でプラン、見積りを提案してもらう
  • ハウスメーカーと交渉を行い、理想のマイホームのプラン・見積りを得て、契約する

 上記のことを、複数のハウスメーカーで進めていく必要があります・・・

シーカスくんシーカスくん

理想のマイホームって大変ですね・・・

 

複数のハウスメーカーから簡単にプランと見積りをもらう方法とは?


20231001住宅のモデルと図面と電卓の画像01

 複数のハウスメーカーから希望の間取りでプランと見積りもらうことは分かりましたが、そのために毎週末にモデルハウスを訪れて各ハウスメーカーと交渉をしていたら、時間がいくらあっても足りません。

私たちはかつて、カタログや間取りプランを住宅会社を1社ずつ回って集めていましたが、現在はインターネットでまとめて集めることが出来ます。

それがタウンライフ家づくりのサイトになります。


20230930タウンライフのトップページの画面01

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 このサイトではマイホームの希望の間取りや土地の情報を入力して、問い合わせをするハウスメーカーを選択することで、そのハウスメーカーから希望の間取りプランやカタログを送付してもらうことが出来ます。

週末にモデルハウスをはしごして訪れることなく簡単に多くの情報を得ることが出来ます。

得られるハウスメーカーの資料や間取りプランをじっくり検討して、そこからさらにより細かい箇所を考えていくことが出来ます。

具体的にマイホームの検討を始めている方はもちろんのこと、マイホームはまだ先でどんな感じか知りたい方にとっても検討するためのたたき台としてとても有効だと思います。


ダインさんダインさん

簡単に複数のハウスメーカーの資料を集められるのは得策ですね。



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タウンライフの入力の方法はどのような感じかというと・・・

 

20231001タウンライフの質問ページの画像01

 このサイトで入力する主な内容としては、

入力する主な内容
  • 階数や間取り、家のこだわりなど選択
  • 建設予定地の有無や土地のサイズ、建てたいエリアなどを選択
  • 間取りプラン、ハウスメーカーのカタログの送付先情報を入力
  • 希望するハウスメーカーの間取りプラン、カタログを選択

 私も見積もり・間取りプラン作成スタートから入力してみましたが、選択式で進んでいくのでとても簡単でした(下記は、「家のこだわり」の選択肢の画面です)。

20230930タウンライフの選択の画面の画像01

 ご希望の間取りプランを具体的に入力する箇所もあるので、そこに例えば日が射して、中庭を眺められるバスルームが欲しいなどの要望を書いておくと、考慮された間取りプランをもらうことが出来ます。

入力は簡単3分で無料オンラインで複数のハウスメーカーへの一括見積りが可能です。お仕事や家事、子育てに忙しい方々でも自宅で簡単に申込みが出来ます。

 モデルハウスや完成見学会を訪れる前に事前に複数のハウスメーカーの情報収集を十分に行っておいてから、ハウスメーカーとの商談に臨みましょう。



シーカスくんシーカスくん

しっかり準備してからハウスメーカーに行けますね。



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タウンライフから得られる資料はどのようなものでしょうか?

 タウンライフへ資料請求を申し込みすることで、届く資料は以下になります。

タウンライフから届く資料
  • 希望の間取りプラン
  • 資金計画資料
  • 希望の間取りを考慮した土地情報
  • ハウスメーカーのカタログ資料

 例えば、間取りについては以下のような提案資料がもらえます。


20231001タウンライフの間取りの例の画像01

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 ハウスメーカーのカタログは、希望の間取りや土地情報、建てたいエリアにより施工が可能なハウスメーカーがリストアップされ、希望するハウスメーカーにチェックをすることでカタログの請求が可能です。

また、まとめて請求を行うことも可能です。

 

20231001タウンライフのハウスメーカー選択のページの画像01

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タウンライフとはどのような会社でしょうか?


20231001タウンライフのトップページの画面02

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 住まい情報と言えば、SUUMOやat home(アットホーム)、ホームズが有名かと思います。

 「タウンライフ家づくり」はタウンライフ株式会社が運営しており、不動産関連の複数サイトを10年以上運営している会社です。

タウンライフのサービスは累計30万人以上が利用している、人気のある無料でカタログ情報を請求できる住宅サイトです。


20231001タウンライフのサイトの受賞の画像01

 住宅関係のサイト利用者アンケートにおいても注文住宅部門において3冠を達成しています。

 



 またタウンライフは全国960社以上、大手ハウスメーカー35社以上と提携しており、入力された情報から、間取りプランを提案出来るハウスメーカーを検索して選択することが出来ます。


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 マイホームは高額な買い物で、先に資料請求すればどのような準備が必要であるとか、間取りについても様々なアイデアを先に考えておくことが出来て、本格的にマイホームを考えるときに役に立ちます。

まだ先と思っていても、カタログを眺めて将来のマイホームを考えるのも楽しいものです。


20231001タウンライフの成功する家づくりの画像01

 今ですと、申込者全員に「成功する家づくり7つの法則」がプレゼントされます。

マイホームを考える一歩目にタウンライフ家づくりは役立ちます。


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積水ハウスの快適な家のための技術とは?のまとめ
  • 熱の出入りになる箇所に断熱材を使うぐるりん断熱により室内の温度を一定に保ちます。断熱材はずり落ちないように壁枠や取付金具で固定をします。
  • 窓部分はSAJサッシを用いています。枠部分は断熱性の高い樹脂を間に挟んだ複合構造サッシで、ガラス部分は複層ガラスでアルゴンガス入りで中空層16mmを設けています。
    これにより、夏は屋外からの赤外線をカットし、冬は屋外へ出ていく熱を抑えます。
  • 次世代室内環境システムSMART-ECS(スマート イクス)は環境ゾーニング、熱交換型換気システム、天井付空気清浄機により、住まいの空気をきれいに保ちます。
  • Airkis(エアキス)は住宅内にきれいで新鮮な空気を取り入れる取組みで、①化学物質を抑える、②換気・空気清浄のための様々なタイプのシステム があります。